SAN チェック
正気度(SAN)チェックは、恐ろしい存在や状況に遭遇した際に発生します。
基本的な流れ
- KPが「SANチェック」を宣言し、成功/失敗時の喪失量を提示(例: 1/1D6)
- PLは現在のSAN値以下をD100で出せば 成功
- 成功なら左側の値(例: 1)、失敗なら右側の値(例: 1D6)のSANを喪失
SAN喪失の目安
| 状況 | 成功 / 失敗 |
|---|---|
| 予期せぬ死体を発見 | 0 / 1D3 |
| 残虐な殺害現場 | 1 / 1D6 |
| 神話的存在を目撃 | 1D6 / 1D20 |
| 大いなるクトゥルフを目撃 | 1D10 / 1D100 |
一時的狂気
1回のSANチェックで5ポイント以上 のSANを失った場合、一時的狂気に陥ります。
短期の一時的狂気
持続時間: 1D10+4 ラウンド
| 1D10 | 結果 |
|---|---|
| 1 | 気絶あるいは金切り声の発作。 |
| 2 | パニック状態で逃げ出す。 |
| 3 | 肉体的なヒステリーあるいは感情の噴出(大笑い、大泣きなど)。 |
| 4 | 早口でぶつぶつ言う意味不明の会話あるいは多弁症(一貫した会話の奔流)。 |
| 5 | 探索者をその場に釘づけにしてしまうかもしれないような極度の恐怖症。 |
| 6 | 殺人癖あるいは自殺癖。 |
| 7 | 幻覚あるいは妄想。 |
| 8 | 反響動作あるいは反響言語(探索者は周りの者の動作あるいは発言を反復する)。 |
| 9 | 奇妙なもの、異様なものを食べたがる(泥、粘着物、人肉など)。 |
| 10 | 昏迷(胎児のような姿勢をとる、物事を忘れる)あるいは緊張症(我慢することはできるが意思も興味もない;強制的に単純な行動をとらせることはできるが、自発的に行動することはできない)。 |
長期の一時的狂気
持続時間: 1D10×10 時間
| 1D10 | 結果 |
|---|---|
| 1 | 健忘症(親しい者のことを最初に忘れる;言語や肉体的な技能は働くが、知的な技能は働かない)あるいは昏迷/緊張症(短期の表を参照)。 |
| 2 | 激しい恐怖症(逃げ出すことはできるが、恐怖の対象はどこへ行っても見える)。 |
| 3 | 幻覚。 |
| 4 | 奇妙な性的嗜好(露出症、過剰性欲、奇形愛好症など)。 |
| 5 | フェティッシュ(探索者はある物、ある種類の物、人物に対し異常なまでに執着する)。 |
| 6 | 制御不能のチック、震え、あるいは会話や文章で人と交流することができなくなる。 |
| 7 | 心因性視覚障害、心因性難聴、単数あるいは複数の四肢の機能障害。 |
| 8 | 短時間の心因反応(支離滅裂、妄想、常軌を逸した振る舞い、幻覚など)。 |
| 9 | 一時的偏執症。 |
| 10 | 強迫観念に取りつかれた行動(手を洗い続ける、祈る、特定のリズムで歩く、割れ目をまたがない、銃を絶え間なくチェックし続けるなど)。 |
不定の狂気
1時間以内にSAN値の20%以上 を失った場合、不定の狂気に陥ります。
不定の狂気の効果
- 持続時間: 1D6ヶ月(ゲーム内時間)
- 日常生活に支障をきたす精神疾患として処理されます
- 具体的な症状はKPと相談の上で決定します
- 不定の狂気中は一部のセッションに参加できない場合があります
代表的な不定の狂気
- 恐怖症(特定の対象への極端な恐怖)
- 偏執症(陰謀論・被害妄想)
- 解離性障害(記憶の欠落・多重人格)
- 強迫性障害(特定の行動への執着)
永久的狂気
正気度ポイントがゼロに達した探索者は、永久的な狂気に陥ります。永久的狂気の期間は完全にKPにまかされています。
- 不定の狂気と永久的狂気の違いは、治療に当たった精神病医の予後診断による
- 永久的とは1年の場合もあり、一生涯の場合もある
- 永久的狂気に陥った探索者は NPC化(引退)となる
狂気の回復
一時的狂気からの回復
- 持続時間が経過すれば自動的に正気に戻ります
- 他のPLが 精神分析 に成功すれば即座に回復させることができます
不定の狂気からの回復
- 精神分析 の成功で1D3のSANを回復(1ヶ月に1回まで)
- 安全な環境で療養することで回復期間を短縮できます
- 完治にはKPの判断が必要です
SAN値の回復
- シナリオクリア時にKPの判断で 1D6〜2D6 のSANを回復できます
- クトゥルフ神話技能が上昇するとSANの最大値が下がる点に注意してください
よくある質問
Q: SAN値が0になったらどうなりますか? A: 永久的な狂気に陥り、そのキャラクターはNPC化(引退)となります。
Q: 一時的狂気中に戦闘はできますか? A: 症状によります。KPが状況に応じて判断します。
Q: 不定の狂気中に別のセッションに参加できますか? A: KPと相談してください。症状の程度によって判断します。